クランクにガタが出て修理となった初期型モンスターのクランクシャフトに入っていた
シムです。
本来、クランクケースの左右のベアリングの幅よりも0.15mm程度幅広くなるよう
にクランクの幅をシムにて調整し、クランクを左右から挟み込むように組まなければ
ならないのですが、このエンジンに入っていたシムはスカスカの状態で回っていた形跡
の残るシムでした。今回のトラブルは前回このエンジンを組みなおした人の人為的な
要因によるもののようです。
クランク、シフトドラム、ミッションメインシャフト、カウンターシャフト、
10回程度、組んで測定、バラして調整して再度組みなおして・・・・・
ようやくクランクケースの組み立てまで終わりました。